【2月25日 CGTN Japanese】上海市内で21日から23日にかけて、世界開発者大会が開催されました。大会テーマは「世界を形成、無限の可能性」で、その趣旨は世界の開発者のために交流や協力、革新の場を構築し、人工知能(AI)技術の産業化と生態系の発展を推進することでした。

 開幕式の基調講演では、オープンソースが多くの講演者のキーワードになりました。オープンソースモデルはクローズドソースモデルに比べてより柔軟かつ透明で、低コストです。高水準の大規模言語モデル(LLM)のオープンソースは、業界の急速な発展を推進し、一般ユーザーが優れたLLMの技術を無料で体験できるようにするために役立ちます。

中国のオープンソースの参加者数は世界第2位で、数多くの開発者が推進することで、最近ではオープンソースのLLM技術と関連製品が飛躍的に発展しつつあり、AI産業の発展に新しいチャンスと新たな可能性をもたらしています。

 上海では2024年、AI産業の規模が前年比で7%以上の成長を遂げて4500億元(約9兆円)を突破し、完備された産業生態系が革新的企業に重要な支えを提供するようになりました。上海徐匯浜江にあるAI企業では、技術者が次世代多モードLLMをオンライン化するための最後の準備に取り組んでいます。この企業は設立から2年足らずで、累計11種類のLLM製品をリリースしました。

 この企業がある徐匯模速空間という名のサイエンスパークは2年前にオープンし、計算力、データ、アプリケーションなどのAI産業チェーンの各段階に関わる企業250社以上が集結しました。徐匯模速空間は中国国内初のLLM革新生態コミュニティーとして、AIの大規模モデルの上下流企業に高レベルの相互連動型のプラットフォームを提供するだけでなく、政策と企業向けサービスを組み合わせることで、スタートアップ企業を支援しています。

 上海市では2024年に、累計60種類の生成型AIによるLLMが登録されました。同市の「AIによる『上海形成』の実施方案」によると、同市では2025年末までに計算力、大規模言語デーベース、モデル、アプリケーションなどの分野をカバーする世界的レベルのAIの産業生態系が構築されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News