【2月21日 AFP】米国からパナマに追放された移民のうち約100人が、首都パナマ市のホテルから、コロンビアとの国境に近いダリエン地峡のジャングルにある収容施設に移送された。パナマ治安省が発表した。移民たちは、他国へ移送されるまでこの施設にとどまるという。

パナマ、コスタリカ、グアテマラの中米3か国は、マルコ・ルビオ米国務長官の中南米訪問を受け、米国から追放された移民を受け入れ、本国または第三国へ送還するまで滞在させることで合意した。ドナルド・トランプ米大統領が、パナマ運河の運営に対する中国の影響力を制限しなければ、同運河を取り戻すと警告したことも背景にある。

当初、米国からパナマに追放された主にアジア出身の移民299人が、パナマ市のホテルに収容されていた。

パナマ治安省は19日の声明で、そのうち97人がダリエン県のサンビエンテ収容施設に移送されたと発表した。

この施設は、パナマ市の東約230キロにあるメテティ付近に位置し、米国を目指して北上し、危険なジャングルを抜けてきた移民を収容していた。

299人のうち175人は自主的な帰国を選び、引き続きパナマ市のホテルに滞在しているという。

すでに41人分の航空券が手配されており、帰国先はインドが17人、トルコが9人、中国が8人となっている。(c)AFP