【2月14日 AFP】南米チリの海でカヤックに乗っていた男性が、ザトウクジラにのみ込まれたが無傷で吐き出され、生還した。一部始終を撮影していた動画がインターネット上で話題になっている。

チリ最南部パタゴニア地方のプンタアレナス市沖で黄色いカヤックを漕いでいたアドリアン・シマンカスさんは、水中から飛び出した巨大なザトウクジラにカヤックごとのみ込まれた。

だが、5秒後、ぼうぜんとしたシマンカスさんが水面に浮かび上がった。灰色の冷たい水面には、クジラの背びれが再び見えた。

「のみ込まれたかと思った!」とシマンカスさんは叫んだ。

この一部始終を撮影していた父親のデル・シマンカスさんは、SNSに動画を投稿した。

父親のデルさんは当然ながら動揺している息子に対し、「落ち着け!落ち着け!」と叫び、さらに「つかめ、つかめ」と言って、シマンカスさんにカヤックにつかまっているよう指示。「落ち着け、落ち着け、今行く」「岸に行くぞ」と息子を励ましていた。(c)AFP