【1月23日 CGTN Japanese】中国の第41次南極観測任務を遂行する「雪竜2号」大洋観測隊は、北京時間19日、アムンゼン海で中国初の極地深水生態水中ブイの回収に成功しました。

 水中ブイは2024年初めに第40次南極科学観測隊が設置したもので、設置水深は約3000メートルであり、その主要な生態センサーは重点研究開発プロジェクトに基づいて自主的に開発され、光学と音響学方式を通じて海洋上層部のオキアミに対して長周期にわたって探査を行います。

 回収後、観測隊隊員は収集したパラメータデータに対して分析研究を行い、地球温暖化を背景にした南極の主要生物個体群の状態と気候変動の潜在的な影響を分析します。計画によると、観測隊は2月中旬に再度ブイを設置する予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News