【4月26日 東方新報】世界初の河川海上直達純電動コンテナ船「緑水01(Lvshui01)」が22日、中国東部の浙江省(Zhejiang)にある洋山港の盛東埠頭に到着した。

 この船は南京から洋山港までの定期航路で運航される。

 全長119.8メートル、幅23.6メートル、深さ9メートル、設計喫水5.5メートル。総重量は8261トンで、最高速度は時速19.4キロ。

 36個のコンテナ型バッテリーボックスを搭載し、総容量は5万キロワット時以上に達する。

 世界初のこのタイプの船として、緑水01はいくつかの革新的な新技術を搭載している。100海里あたり12.4トンの二酸化炭素排出量を削減し、3900キロの燃料と約3万3500元(約71万9968円)のエネルギーコストを節約できる。

 また、年間を通じて2472トン(うち二酸化炭素排出量は約2362トン)の削減が見込まれている。

 この船は、海運業界のグリーン、低炭素、インテリジェント化を推進し、グリーンな発展を促進する。(c)東方新報/AFPBB News