【2月21日 東方新報】中国船舶集団(CSSC)によると、中国企業がベルギーの海運大手CMBの研究開発企業CMB.techから世界初のアンモニア動力コンテナ船の建造を受注した。

 コンテナ船の容量は1400TEU(20フィート換算)で、CSSC傘下の上海船舶研究設計院(Shanghai Merchant Ship Design & Research Institute)が独自に設計・研究・開発する。

 全長約150メートル、全幅約27メートルで、青島揚帆船舶製造(QingDao YangFan Shipbuilding)で建造される。引き渡し後は主にノルウェーとドイツを結ぶ航路に就航する。CSSCによると、年間約1万トンの二酸化炭素排出量の削減が期待できるという。

 上海船舶研究設計院は、低炭素で環境に優しい市場競争力のある船舶を次々と設計しており、世界の海運業界の持続可能な発展のために、より多くの中国のソリューションを提供する予定である。(c)東方新報/AFPBB News