【4月27日 CGTN Japanese】中国野生動物保護協会が19日に発表したところによると、ジャイアントパンダの国際保護協力を強化し、保護技術の交流を促進させ、保護と管理レベルの向上を図るため、同協会と米サンフランシスコ動物園は北京で「ジャイアントパンダ国際保護協力意向書」に署名しました。双方はパンダの国際保護協力の要求と技術基準に基づき、先行準備を進めながら、協力契約書の早期調印に取り組み、来年(2025年)2頭のパンダがサンフランシスコ動物園に到着するよう確保します。

 一方、サンフランシスコ市長室はプレスリリースで、ジャイアントパンダがサンフランシスコ動物園にやってくることを歓迎し、サンフランシスコの市民はとても興奮していると表明しました。前回、パンダがサンフランシスコを訪れたのは1984~1985年、ロサンゼルス五輪の開催に合わせて2頭のパンダ「永永(ヨンヨン)」と「迎新(インシン)」がサンフランシスコ動物園に短期間貸与され、その間に集まった観光客の数は同動物園の平均観光客訪問数の4倍を上回ったということです。

 また、北京動物園の専門家は今週サンフランシスコに到着し、サンフランシスコ動物園の関係者と一緒にパンダ館など関連施設の建設を検討します。いま、米国にはパンダが4頭しか残っておらず、すべてアトランタ動物園にいます。そのレンタル契約は今年後半に期限切れとなります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News