【2月26日 CGTN Japanese】中国南西部の四川省成都市で、今年の春節(旧正月)期間中、市長ホットライン「12345」に市民からのクレーム電話が寄せられました。それによると、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地のトップスターであるメスのパンダ「和花(ホーファ)」が旧暦大みそか(2月9日)の夜、屋外に置き去りにされ、屋内の獣舎に戻すのが普段より数時間も遅れたということです。この件について、成都市公園都市局が22日に回答しました。

 回答によると、9日夜、当直の飼育員はホーファを獣舎に戻すのが遅れたことが確認されました。その後、パンダ基地はホーファの健康状況の検査と観察を行い、今のところ異常は見つかっていません。パンダ基地は当直の飼育員との労働契約を解除しました。これを教訓として真剣に反省し、管理の不備や欠陥を探して見直し、飼育管理レベルを絶えず適正化し向上させ、類似事故の再発を根絶するということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News