【4月18日 CGTN Japanese】ミラノデザインウィーク2024が15日から21日にかけて、イタリアで行われています。中国ウィークには北京副都心が「一つの空間、無限の選択(One Space,More Chance)」をテーマに登場し、北京市副都心のグリーン都市建設の過程における中国的な解決策や、住みやすく、仕事にも遊びにも適した新しい都市の姿を生き生きとしたビデオやポスターなどを通じて伝えています。

 ミラノデザインウィークの初日である15日に、北京市副都心は今回の組織委員会から「有機的都市再生におけるケース・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞しました。

 中国ウィーク展示エリアでは、有名なイラストレーター烏合麒麟氏の手描き作品で、北京市副都心の都市空間と緑の空間が融合した姿を描いた「一つの空間、無限の選択」がひときわ注目を集めています。

 平日はプログラマーで、休日はカヌー選手に;勤務中は救急医で休日はマラソンランナー;平日は会議や交渉に忙しく、休日には森の中で読書にふけるビジネスマン;昼間は交通の指揮を執り、夜は大劇場で交響楽の指揮を鑑賞する警察官……何枚もの創意工夫の凝らされたポスターが北京副都心での多様なライフスタイルを表現し、人と自然が調和して共生する緑の発展理念と近代的な都市発展モデルを生き生きと説明しています。

 著名な建築家で国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の創意と持続可能な発展センターの責任者、ベネチアビエンナーレ国際建築展中国都市館の企画者であるミケーレ・ブルネッロ氏は、北京市副都心にある大運河博物館と北京都市図書館に触れ、「大運河博物館が大好きだ。水と、全体の環境とが強く結びついていて、過去の発展のモデルであると同時に未来のモデルにもなる。北京都市図書館は、図書館が本を集めた場所というだけでなく、生活のリズムを緩め、ゆっくりと楽しめる場所であることを認識させてくれる」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News