(c)NEWSIS
(c)NEWSIS

【04月11日 KOREA WAVE】自身の乗用車に警察を誹謗する内容の落書きをし、警察署に車を乗り付けて騒ぎを起こしたとして、韓国・済州東部警察署はこのほど、特殊公務執行妨害や自動車管理法違反の疑いでA氏(50代)を逮捕した。

A氏は今月7日午前11時50分ごろ、済州市内で、自身の電気自動車のナンバープレートを隠し、車体のあちこちに「東部警察署」「統合失調症患者」「監禁」など、警察を誹謗する内容のスプレーによる落書きをした。そのうえで、クラクションを繰り返し鳴らしながら運転した疑いが持たれている。

A氏は約40分間運転し、同署に移動した。警察官がA氏に対し、車から降りるよう求めたが応じないため、窓を割ってA氏を逮捕した。

調べに対し、A氏は「妻が公務執行妨害容疑で立件され、不満だった」と供述しているという。妻はその2日前、済州市で駐車車両によじ登って大声を上げるなど騒動を起こしたうえ、出動した警察を足蹴りした疑いで摘発された。

A氏は、今年だけで60件余りの虚偽の112通報(日本の110番)をしたことも明らかになった。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News