【4月9日 AFP】競馬のG1レース25勝を含む33連勝で4年間無敗という驚異的な記録を残して2019年に引退したウィンクス(Winx)産駒が8日、オーストラリア・シドニーで行われたセールにて1000万豪ドル(約10億円)で落札された。サラブレッドの1歳馬(現地基準)としては同国内史上最高額となった。

 種牡馬ピエロ(Pierro)との交配で1年半前に誕生した牝馬への入札は200万豪ドル(約2億円)から始まり、ウォピット・ブラッドストック(Woppitt Bloodstock)社が日米欧との競り合いを制した。この牝馬は、ウィンクスと同じ調教師のクリス・ウォーラー(Chris Waller)氏の下で競走に向けた準備を進める。

 世界最高評価の一頭だったウィンクスは、2600万豪ドル(約26億円)の生涯獲得賞金を記録している。(c)AFP