【3月29日 Xinhua News】中国江蘇省蘇州市の蘇州ハイテク産業開発区(蘇州高新区)にある滸墅関(こしょかん)鎮でこのほど、日系企業の吉野家による「吉野家江蘇本社プロジェクト」の調印式が行われた。吉野家は同地に同省の運営会社を設立し、地区を統括する華東地域センターを立ち上げ、また同省1号店を出店する。

 吉野家は1899年の創業で、中国には1992年に進出した。現在、中国では約700店舗を展開している。

 滸墅関鎮のある蘇州高新区はこの数年、対外開放を精力的に進め、外資系企業2千社近くが集積している。日系企業はパナソニック、佳能(キヤノン)、三菱、富士フイルムなど「世界上位500社」に入る企業を含め755社あり、電子情報、精密製造、医療機器、自動車部品などの産業チェーンで強固な基盤を備えている。(c)Xinhua News/AFPBB News