【3月27日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2024)は26日、女子シングルス準々決勝が行われ、3度の大会制覇を誇る第27シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)が7-6(7-4)、1-6、6-3でユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を下し、準決勝に進出した。

 2009、11、16年にマイアミ・オープンで優勝しているアザレンカは、気持ちのこもったプレーを見せたプチンツェワに3時間近い接戦を強いられたが、停電による45分間の中断も乗り越え、4強入りを決めた。

 34歳のアザレンカは試合後、「ツアーで20年戦っているが、まだ成長していると感じる。それは私にとって何にも変えられないものであり、まだまだ続けていきたいと思っている」と話した。

 次戦は決勝進出を懸け、第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)と対戦する。

 勝ち残っている中で最上位シードのルバキナは、第8シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に7-5、6-7(4-7)、6-4でフルセット勝ち。こちらも2時間48分の激闘の末にサッカリを退け、勝ち残りを果たした。(c)AFP/Simon EVANS