【3月27日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選プレーオフは26日、決勝が各地で行われ、ウクライナ、ポーランド、ジョージアが本大会出場を決めた。

 前回ベスト8のウクライナは2-1でアイスランドに逆転勝ち。前半に先制を許したが、54分にビクトル・ツィガンコフ(Viktor Tsygankov)の得点で追いつくと、延長戦突入も見えた84分にミハイロ・ムドリク(Mykhailo Mudryk)がミドルシュートで決勝点を挙げた。

 ウクライナは本大会でベルギー、スロバキア、ルーマニアと同組のグループEに入る。敗れたアイスランドは、準々決勝に進出した2016年以来の本戦出場を逃した。

 ポーランドはウェールズと0-0で迎えたPK戦を5-4で制した。PK戦ではロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が最初のキックを決めると、そこから両者通じて9人連続で成功する接戦となったが、最後はウェールズのダニエル・ジェームズ(Daniel James)のキックが止められ、勝負が決した。

 ポーランドは本戦でフランス、オランダ、オーストリアと同じ厳しいグループDとなった。ポーランドは5大会連続の本大会出場。16年大会ベスト4のウェールズは、3大会連続の本戦進出はならなかった。

 ジョージアもギリシャと0-0で迎えたPK戦に4-2で勝利し、初の国際主要大会出場を決めた。試合が終了すると、首都トビリシのスタジアムのピッチにはサポーターがなだれ込み、本戦進出に歓喜した。

 ジョージアは本大会でグループFに入り、ポルトガル、トルコ、チェコと対戦する。(c)AFP/Andy SCOTT