【3月25日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2024)は24日、女子シングルス3回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-7(4-7)、5-7で大会第23シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)に敗れ、16強入りを逃した。

 大坂は3本のセットポイントをしのいで持ち込んだタイブレークを落とし、第1セットを奪われると、第2セットは4-2とリードしたところから逆転を許し、両者通じて28本のエースが生まれた激しい打ち合いに敗れた。

 勝利したガルシアは次戦、第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)と対戦する。全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者のガウフはオシアン・ドダン(Oceane Dodin、フランス)に6-4、6-0で快勝した。

 世界ランキング1位で第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は第26シードのリンダ・ノスコバ(Linda Noskova、チェコ)を6-7(7-9)、6-4、6-4のフルセットで退け、4回戦に駒を進めた。

 両者はこれが今季3度目の対戦で、1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)ではノスコバが勝利し、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)ではシフィオンテクがリベンジを果たしていた。この日も接戦となったが、シフィオンテクが逆転で勝利をものにした。

 シフィオンテクは4回戦で第14シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova)と顔を合わせる。アレクサンドロワは同じロシア出身で第21シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)を6-4、3-6、6-3で下した。

 その他では、第5シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)が第31シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)に7-5、6-4で勝利し、4回戦で第20シードの同胞エマ・ナバーロ(Emma Navarro)との対決が決まった。

 最近好調のナバーロは、2月にWTA 1000のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2024)を制した第12シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を6-2、3-6、6-0で破り、シフィオンテクに次いでツアー2位の今季20勝目を挙げた。(c)AFP/Simon EVANS