【3月24日 CGTN Japanese】中国南東部に位置する江西省南昌市の江西農業大学の試験田にこのほど、珍しい水鳥「タマシギ」が姿を現し、バードウオッチング愛好家の注目を集めています。

 タマシギは比較的典型的な湿地にいる鳥類です。自然界で、鳥類は一般的にオスが色をより鮮やかにしてメスを引きつけます。しかしタマシギの世界では、メスはオスよりも背が大きく、より目立つ派手な色をしています。さらに、タマシギは「一妻多夫」制で、繁殖期になると1羽のメスのタマシギに何人もの「夫」がいて、メスが産卵するとオスだけが抱卵して、孵化後はオスがひなを育てます。巣からメスがすぐに去って別の配偶者を求めるのは、鳥類の世界では極めて珍しい習性です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News