【3月21日 CGTN Japanese】中国では、学校における青少年のいじめ問題がSNSなどで話題となり、社会の注目を集めています。中国東部の山東省聊城市第9中学校小学部の担任教諭東方さんは、自分のクラスでいじめが発生することを懸念し、クラス全員に向かって、担任教諭として絶対にいじめを容認しないこと、他人をいじめてはいけないことを強調し、「他人にいじめられた時は、もっと勇敢に、大胆になりなさい。我慢すれば済むということじゃない。先生がいるから、何も怖がらないで」と呼びかけました。

 東方さんは、普段から生徒と接触することが多い、指導経験が豊かな教師です。東方さんは授業で、いじめに遭ったら背筋を伸ばし、大声で「そんなことしないで。不愉快です」と言うよう生徒たちを指導しています。

 生徒たちは彼女の言葉に勇気づけられ、「先生の言いつけを守る」と自信を持って話しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News