【3月22日 東方新報】浦東新区における自動運転テスト道路の第2陣が19日に開放された。テスト走行距離は計205キロに達した。

 上海市はこれで自動運転テスト道路を1003本、総距離2000キロの道路を開設したことになる。

 2018年以来、上海市は上海東部の嘉定区、上海南部の奉賢区、浦東新区の臨港と金橋に四つの自動運転デモエリアを設けている。

 現在までに、上海市では約122万時間の自動運転テストが実施され、総走行距離は約2290万キロに迫っている。

 上海市政府は2022年11月、「上海市におけるスマート接続車両の運用に関する詳細規則」を発表した。同規則に従って、上海市はスマートタクシー、スマート物流、スマート路線バスなどを含むさまざまな領域に注目し、伝統的なタクシー会社に対して、革新への取り組みを促し、運営の経験を生かしてスマートモビリティサービスのエコシステムを構築し、その発展を加速することを推進している。(c)東方新報/AFPBB News