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【03月20日 KOREA WAVE】韓国の情報技術(IT)業界で若い開発者らの活躍が目立ち、求人難が続いている。能力のある若い開発者は有名企業であることや高い年俸だけでは振り向いてくれず、好ましい業務環境を作ることが重要といえる。

若い開発者たちが重視するのは、サムスン電子、現代(ヒョンデ)自動車といった会社の名前ではなく、開発に集中できる環境と自由な雰囲気だという。

年俸第一でもない。だから創業したばかりの人工知能(AI)スタートアップに学歴が良く、経歴の華やかな開発者が多い。たとえ初めは年俸が安くても、一緒に会社を育ててストックオプションなどで大当たりを狙えばいいという考え方だ。

あるIT業界の開発者は「大企業で多くの年俸をもらっても会社の付属品のようになるのは嫌だ。自分に能力があると感じながら仕事をしてこそ開発もうまくいく」と話した。

また、上司との上下関係より水平的な関係を追求する。開発者たちはプロジェクト別に仕事を進めるため個人業務が多い。仕事は課長、部長の縦のラインではなく、開発者1、開発者2で割り振るべきというわけだ。もちろん上司であっても自分の意見ははっきり言う。

能力のある若い開発者を迎え入れるためには、彼らの要求に合う環境を提供することが重要だろう。【news1 ソン・オムジ記者】

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