【3月24日 CGTN Japanese】 北京人型ロボット革新センターはこのほど、第1世代汎用開放型人型ロボット本体を近く発表することを明らかにしました。人型ロボット業界の集約地である北京人型ロボット革新センター有限公司は2023年末に、「小米(シャオミー)ロボット」、「優必選科技(ユービーテック)」、「京城機電(ペキン・ジンチョン・マシーナリー・エレクトリック)」、中国科学院自動化所など、人型ロボット業界のリーディングカンパニーが共同で設立したものです。

 同センターは主に人型ロボットのコアデバイス、汎用本体、汎用モデル、運動制御システム、ツールチェーン、オープンソースコミュニティーなど、人型ロボット業界の弱点や問題点に向けて技術の難関突破を展開しており、業界全体に共通する技術プラットフォーム、公共サービスプラットフォームの構築、人型ロボット関連基準の規範化を図っています。将来的に人型ロボットは自動車製造、3C製品(コンピューター、通信、およびコンシューマー・エレクトロニクス)製造などの分野に進出し、業界の製造水準をさらに高めることが期待されています。

 イノベーションとハイエンド製造業の水準を判断する重要な指標として、人型ロボットは未来の産業科学技術競争の新たな「競技場」になりつつあります。今年初め、100億元(約2072億円)規模に上る北京ロボット産業発展投資基金が正式に北京経済技術開発区に登録されたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News