【3月19日 Xinhua News】中国香港を拠点とするキャセイパシフィック航空がこのほど発表した2023年12月期決算は、純利益が97億8900万香港ドル(1香港ドル=約19円)となり、19年以来の黒字に転換した。

 売上高は前年比85・1%増の944億8500万香港ドル。うち旅客事業は4・1倍の559億5100万香港ドルとなり、旅客数は延べ1800万人、1日当たり6・4倍の4万9300人と大幅に増加した。

 パトリック・ヒーリー会長は、3年続いたコロナ感染症流行に伴う移動制限を経験した後、旅行需要の顕著な増加が23年の収益性の高さと好調な業績につながったと説明した。

 旅客便の増便により、旅客機の貨物スペースも増加した。貨物事業の売上高は221億6200万香港ドルと、前年比17・9%減少した。

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