【3月18日 AFP】23-24フランス・リーグ1は17日、第26節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がハットトリックを決めてモンペリエ(Montpellier HSC)に6-2で大勝し、2位との勝ち点差を12に広げた。

 PSGはビティーニャ(Vitor Machado Ferreira 'Vitinha')が先制点を挙げると、エムバペが追加点を決めて前半の中盤までに2-0としたが、その後に同点に追いつかれて前半を終えた。

 それでも後半開始すぐにエムバペの見事なゴールで勝ち越すと、李康仁(Lee Kang-in、イ・ガンイン)の得点で4-2。さらにエムバペがハットトリックを達成し、終盤にはヌノ・メンデス(Nuno Alexandre Tavares Mendes)が大勝を飾る6点目を加えた。

 チームはこれでリーグ戦未勝利を3試合で止めるとともに、昨年9月から続く国内無敗をさらに伸ばした。2位スタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)が引き分けたため、勝ち点差は残り8節で12ポイントになり、ここ12シーズンで10回目のリーグ優勝はほぼ確実になっている。

 エムバペは、2月に今季限りでの退団の意向をクラブに伝えてから初のリーグ戦90分フル出場を果たした。ハットトリックは今季3回目で、ゴール数をリーグ戦24点、公式戦38点に伸ばした。(c)AFP/Andy SCOTT