【3月18日 AFP】23-24スペイン1部リーグは17日、第29節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に快勝し、優勝へのかすかな望みを残した。

 このところ復調傾向のバルセロナは、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が躍動。ジョアン・フェリックス(Joao Felix)とフェルミン・ロペス(Fermin Lopez)のゴールをアシストし、さらに自らも得点を決め、チームを首位レアル・マドリード(Real Madrid)と勝ち点8差の2位に押し上げた。

 チームは今週、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)で4季ぶりの8強入りを決め、さらにこれで今季ワンダ・メトロポリターノ(Wanda Metropolitano)で初めてアトレティコに土をつけたチームになった。アトレティコは2023年1月のバルセロナ戦からリーグ25戦連続でホーム無敗を維持していたが、その記録もストップさせた。

 アトレティコ戦5連勝、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督が今季限りでの退任を発表してからリーグ10戦無敗のバルセロナは、これでジローナ(Girona FC)を勝ち点2上回る2位。一方のアトレティコはアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に抜かれて5位となっている。

 他会場では、アルメリア(UD Almeria)が1-0でラス・パルマス(UD Las Palma)に勝利して今季リーグ戦初白星を挙げ、昨季から続く1部リーグ史上最長31戦未勝利の不名誉な記録を終わらせた。しかしチームは依然として最下位で、残留圏内とは勝ち点14差がついている。(c)AFP