【3月17日 AFP】23-24スペイン1部リーグは16日、第29節の試合が行われ、首位レアル・マドリード(Real Madrid)はビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)の2ゴールなどで4-2でオサスナ(CA Osasuna)に勝利。同日ヘタフェ(Getafe CF)に0-1で敗れた2位ジローナ(Girona FC)との勝ち点差を10に広げた。

 レアルはリーグ戦得点王のジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)が出場停止2戦目で欠場したが、ビニシウスが今季公式戦の得点数を18に伸ばす活躍を見せ、その穴をほとんど感じさせなかった。またダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)とブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)にもゴールが生まれている。

 今週、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とFCバルセロナ(FC Barcelona)のサポーターがビニシウスに対して人種差別的な侮辱をしたとしてレアルが告訴状を提出するという話題が目立ったが、ビニシウス自身はその資質をピッチ上で見せつけた。

 一方でジローナは、ジェジュ・サンティアゴ(Yellu Santiago)にこの試合唯一のゴールを許し、レアルに0-4で敗れてから続いているアウェー戦での連敗が4に伸びた。

 レアルと勝ち点11差の3位につけるバルセロナは、17日のアトレティコ戦で勝利すればジローナを抜いて2位に浮上する。

 またアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)はゴルカ・グルセタ(Gorka Guruzeta)の2得点でアラベス(Alaves)を2-0で下し、アトレティコを抜いて暫定4位に浮上している。(c)AFP