【3月15日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)は14日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、リバプール(Liverpool FC、イングランド)は6-1でスパルタ・プラハ(Sparta Prague、チェコ)に大勝し、2戦合計スコア11-2で準々決勝進出を決めた。

 初戦を5-1で大勝していたリバプールはメンバーを落とすことはせず、前半14分までにダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)、19歳のボビー・クラーク(Bobby Clark)、モハメド・サラー(Mohamed Salah)、コーディ・ガクポ(Cody Gakpo)が4得点を挙げた。その後1点を返されたものの、後半にドミニク・ショボスライ(Dominik Szoboszlai)とガクポがゴールを決め、今季4冠への望みをつないでいる。

 バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen、ドイツ)はパトリック・シック(Patrik Schick)が後半アディショナルタイムに2点を決めて3-2でカラバフFK(Qarabag FK、アゼルバイジャン)に勝利し、今季公式戦の無敗を継続。2戦合計5-4で勝ち上がりを決めた。シックは初戦でもチーム1点目を決めており、0-2とされた試合を引き分けに持ち込むのに貢献していた。

 ウェストハム(West Ham、イングランド)は0-1で初戦を落としたものの、SCフライブルク(SC Freiburg、ドイツ)に5-0の大勝を飾って3季連続の8強入り。一方でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC、イングランド)はASローマ(AS Roma、イタリア)に1-0で勝利したが、初戦での0-4の黒星が響いて敗退が決まった。

 ベンフィカ(Benfica、ポルトガル)は1-0で勝利して2戦合計3-2でグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers、スコットランド)を撃破。ACミラン(AC Milan、イタリア)は3-1でスラビア・プラハ(Slavia Prague、チェコ)に勝利し、合計スコア7-3で準々決勝に駒を進めた。

 オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille、フランス)は1-3でビジャレアル(Villarreal CF、スペイン)に敗れたものの、合計スコア5-3で勝利。また、アタランタ(Atalanta、イタリア)は2-1でスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon、ポルトガル)を下し、合計スコア3-2で勝ち上がった。(c)AFP