【3月14日 AFP】ラグビーウェールズ代表のCTBジョージ・ノース(George North)が13日、今週末に行われるシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2024)のイタリア戦を最後に代表を引退すると発表した。

 31歳のノースは18歳だった2010年に代表デビューし、これまでに同代表歴代2位の通算47トライ、同3位の通算120キャップを記録した。

 X(旧ツイッター)で、14年にわたる代表キャリアを経て「今がまさに退く時」だと感じたと説明。代表の練習拠点で行われた取材では「全く簡単な決断ではなかった」と明かし、「今週と(イタリア戦が行われる)土曜日を使ってすべてを受け入れ、もう一度自分の夢を生きたい」と語った。

 ウェールズでは、この10か月でアラン・ウィン・ジョーンズ(Alun Wyn Jones)、ジャスティン・ティプリック(Justin Tipuric)、ダン・ビガー(Dan Biggar)、リー・ハーフペニー(Leigh Halfpenny)ら大物選手が続々と代表から引退している。

 チームは今回のシックスネーションズで未勝利となっており、16日に行われる最終節のイタリア戦では2003年以来となる全敗回避を目指す。(c)AFP/Julian Guyer