【3月14日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン（BNP Paribas Open 2024）は13日、女子シングルス4回戦が行われ、全豪オープン（Australian Open Tennis Tournament 2024）覇者で大会第2シードのアリーナ・サバレンカ（Aryna Sabalenka）は3-6、6-3、2-6で第23シードのエマ・ナバーロ（Emma Navarro、米国）に敗れた。

　サバレンカは全豪オープンで連覇を果たした後は成績が振るわず、先月に出場したドバイ・テニス選手権（Dubai Duty Free Tennis Championships 2024）では初戦敗退に終わっていた。

　今大会はペイトン・スターンズ（Peyton Stearns、米国）との1回戦でも相手に4本のマッチポイントを握られていた中で、試合後には大会の環境に適応できなかったと明かし、「ベストは尽くした。ここから学ぶしかない」と前を向いた。

　一方、22歳のナバーロはこれがトップ5選手から初勝利。今季はホバート国際（Hobart International 2024）で優勝し、ASBクラシック（2024 ASB Classic）とサンディエゴ・オープン（San Diego Open 2024）では4強入りするなど好調が続いている。

　試合後には「ここまで来て、世界最高の選手たちと戦えるレベルになるまで何年も努力してきた。きょうはそれを示すことができたと思う」と語った。

　次戦は4強入りを懸け、第9シードのマリア・サッカリ（Maria Sakkari、ギリシャ）と対戦する。

　全米オープン（US Open Tennis Championships 2023）覇者で第3シードのココ・ガウフ（Coco Gauff、米国）は6-0、6-2で第24シードのエリーゼ・メルテンス（Elise Mertens、ベルギー）に圧勝し、自身20歳の誕生日を飾った。

　準々決勝では第11シードのダリア・カサキナ（Daria Kasatkina）か袁悦（Yuan Yue、中国）と顔を合わせる。(c)AFP