【3月12日 AFP】11日に行われたテニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)の男子シングル3回戦でまさかの敗退を喫したノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、来週開幕を迎えるマイアミ・オープン(Miami Open 2024)出場を断言した。

 世界ランク1位のジョコビッチは、米インディアンウェルズ(Indian Wells)での大会で5年ぶりとなる待望の復帰を果たしたが、この日同123位の格下ルカ・ナルディ(Luca Nardi、イタリア)に4‐6、6‐3、3‐6で敗れた。

「本当に駄目な日」だったと振り返ったジョコビッチは、次戦のマスターズ1000(ATP Masters 1000)大会であるマイアミ・オープンに出場する予定だと述べた。

「この数年、サンシャインダブル(インディアンウェルズとマイアミ)でプレーできず楽しくなかった。本当にプレーしたかったんだ。(今年は)本当に来たかったし、両方に来ることができてうれしい」

 インディアンウェルズで5度の優勝を誇るジョコビッチは、ヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に敗れた全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)準決勝以来の実戦を迎えていた。

 勝利を挙げたナルディについては、「彼はラッキールーザーとして本大会に出場していて、本当に失うものは何もなかった。だから素晴らしいプレーをした」と述べた。

「彼は勝つに値した。自分のレベルにはもっと驚いた。レベルはかなり悪かった。それだけの事。その二つが一度に来てしまった。彼は良い一日を過ごし、私は悪い一日を過ごした。結果は良くないものだった」 (c)AFP