【3月13日 AFP】和歌山県で13日、民間宇宙企業「スペースワン(Space One)」が小型ロケット「カイロス(Kairos)」を打ち上げたが、直後に爆発した。

 全長18メートルのカイロスには、内閣衛星情報センターの小型衛星が搭載されていた。打ち上げはスペースワンが所有する和歌山県の施設で行われた。

 公開された映像では、打ち上げの数秒後に爆発・炎上するカイロスの様子や、周辺に立ち込める煙が確認できる。

 スペースワンは「飛行中断措置」が行われたとし、現在詳細を調査中だと発表した。

 スペースワンはこれまで、部品調達の問題や不具合などでカイロスの打ち上げを5度延期していた。(c)AFP