【3月8日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は7日、上下両院合同会議で一般教書演説を行い、11月の大統領選での再戦が事実上決まったドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領を激しく批判するとともに、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領には「屈しない」と宣言した。

 バイデン氏は冒頭からトランプ氏を激しく批判し、分裂している連邦議会に対し、停滞しているウクライナ軍事支援の予算を承認するよう要請した。

 バイデン氏は「ロシアのプーチンはウクライナに侵攻し、欧州全域、そして世界に混乱をまき散らしている」「プーチンがウクライナにとどまると思っている人物がこの部屋にいるとしたら、そうはならないと私が断言する」と述べた。

 さらに「ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)という名前の共和党の大統領が、『ゴルバチョフ氏よ、この壁を壊しなさい』と呼び掛けたのは、それほど昔のことではない」と、東西冷戦(Cold War)末期の1987年にレーガン氏が独ベルリンで行った演説を引用。

 レーガン氏と対比する形で、「私の前任者である共和党の大統領は、プーチンに『やりたいようにやれ』と言った」「言語道断かつ危険で、容認できない発言だ」とトランプ氏を強く非難した。

 また、「付き合いの長いプーチン大統領へのメッセージは簡潔だ。われわれは引かない」と述べた上で、「私は屈しない」「文字通りの意味でだ。歴史は見ている」と続けた。(c)AFP