【3月7日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)は6日、前週のバレンシア(Valencia CF)戦で退場処分となったレアル・マドリード(Real Madrid)のMFジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)が、リーグ戦2試合の出場停止処分を受けたと発表した。

 レアルは、ヘスス・ヒル・マンサーノ(Jesus Gil Manzano)主審がベリンガムを退場させる「誤り」を犯したとして申し立てを行ったが、連盟の規律委員会はこれを退けた。

 今季16ゴールを挙げてリーグ得点王争いでトップに立つベリンガムは、2‐2の引き分けに終わった2日のバレンシア戦で、マンサーノ主審が試合終了の笛を吹いた直後にゴールを決めた。その後主審に詰め寄ったベリンガムは、ゴールは認められるべきだと主張したことでレッドカードを受けた。

 マンサーノ主審は、ベリンガムが「攻撃的な態度」を示し、「叫んでいた」と述べている。

 これによりベリンガムは、セルタ(Celta de Vigo)戦とオサスナ(CA Osasuna)戦を欠場することになる。

 レアルは、2位ジローナ(Girona FC)に勝ち点7差、3位FCバルセロナ(FC Barcelona)に同8差をつけて首位に立っている。(c)AFP