【3月7日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)は6日、男子シングルス1回戦が行われ、通算16度目の大会出場となったアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、予選勝者のダビド・ゴファン(David Goffin、ベルギー)を6‐3、6‐2で下して2回戦に進出した。

 通算3度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るマレーは、10ポイントを連取して第1セットを先取すると、第2セットは2度のブレークを奪って5‐2とし、そのまま試合に蹴りをつけた。 2009年大会で決勝に進出しているマレーは、元世界ランクトップ10のゴファンを1時間20分で退け、通算対戦成績を8戦全勝に伸ばした。

 現在世界ランク61位のマレーは「コートの後ろからうまくボールを打てた。堅実なパフォーマンスだった。ここではこれまでで最高のサーブが打てたかもしれない。少なくとも過去10年間はここでのサーブに苦労していた。きょうはより良い感触だった」と振り返った。

 マレーは前週のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2024)で、今夏以降はプレーする可能性が低いと話し、キャリアに終止符を打つ意向を示している。(c)AFP