【1月16日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は15日、男子シングルス1回戦が行われ、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)は4-6、2-6、2-6で大会第30シードのトマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry、アルゼンチン)に敗れた。試合後には全豪オープンに出場するのは「これが最後になる可能性が高い」と述べた。

 マレーは第1セットを1時間超の激闘に持ち込む奮闘を見せたものの、徐々に失速してストレート負け。昨シーズンは最後の4大会でわずか1勝という不本意な終え方をしており、このまま調子が上がらなければキャリアに幕を閉じる可能性があると示唆していた。

 全豪オープンで通算5度の準優勝を記録している36歳のマレーは、「ここでプレーするのはこれが最後になる可能性が高い」とコメント。続けて「昨年ここでプレーしたときと比べて、コートを去るときの気持ちはまるで正反対だ。もっと観客を巻き込みたかった。自分のプレーにただがっかりしている。本当に、タフな終わり方だ」と悔しさをにじませた。(c)AFP