【3月6日 AFP】男子テニスのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は、失格処分に関連する規則を男子プロテニス協会(ATP)に「より吟味してほしい」と述べた。

 ルブレフは、1日に行われたドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2024)のシングルス準決勝で、線審に不適切な言葉を吐いたとして失格となった。ロシア出身のルブレフは、線審を怒鳴りつけると、ロシア語で暴言を吐いたと別の線審から指摘された。使用したのは英語で不適切な言葉は使っていないと主張していた。

 しかしATPは4日、申し立てを受けて処罰を引き下げ、ルブレフは同大会での賞金とランキングポイントを失わないと発表した。

 失格に関する規則について変更を望むルブレフは、「将来的に、ATPがこのルールをより吟味して変更を加え、明確な証拠もなく、選手にビデオレビューをさせることなく、審判が試合の結果を強制できないようにすることを願っている」とX(旧ツイッター)に投稿した。

 ランキングポイントが維持されたことで、ルブレフは世界5位の座を守っている。(c)AFP