怒って打った球が主審の顔直撃 失格の豪テニス選手が謝罪
発信地:上海/中国
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【10月5日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(Rolex Shanghai Masters 2023)のシングルス予選で、マーク・ポーマンズ(Marc Polmans、オーストラリア)が怒りのあまり打ったボールが、主審の顔に当たるアクシデントがあった。ポーマンズは4日、意図したことではなかったとして謝罪した。
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イタリアのステファノ・ナポリターノ(Stefano Napolitano)と対戦したポーマンズは、マスターズ1000(ATP Masters 1000)の本戦初出場が懸かったマッチポイントでボレーをネットにかけると、いら立ちをぶつけて放ったボールがベン・アンダーソン主審の顔を直撃し、即座に失格となった。
ポーマンズは、X(旧ツイッター)で「ベンに自分の行為を謝罪し、受け入れてもらった。熱くなって、いら立ちのあまり打ったボールがフレームに当たってしまった。故意ではなかったと理解してもらっている」と明かし、「大きなプレッシャーがかかった状況だったが、もっとうまく対応すべきだった」と記した。
ポーマンズは予選で獲得した全ての賞金とランキングポイントを剥奪されるが、男子プロテニス協会(ATP)からさらなる処分を受ける可能性もある。(c)AFP