【3月5日 AFP】23-24イタリア・セリエAは4日、第27節の試合が行われ、首位インテル(Inter Milan)は2‐1でジェノア(Genoa CFC)を下した。通算20回目の優勝を目指す中で、2位ユベントス(Juventus)との勝ち点差は15に広がっている。

 インテルは30分にクリスティアン・アスラニ(Kristjan Asllani)が先制点を決めると、38分にはPKからアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が追加点を挙げた。

 後半も攻勢に出たインテルだったが、54分にはヨハン・バスケス(Johan Vasquez)に1点を返されて今季13失点目を喫すると、66分には同点に追いつかれたかに思われたが、ビティーニャ('Vitinha' Vitor Manuel Carvalho Oliveira)のゴールはオフサイドで取り消された。

 このまま逃げ切ったインテルは、地元ライバルのACミラン(AC Milan)をスクデット(リーグ優勝)の通算獲得回数で一つ上回るのにまた一歩近づいた。通算20回の優勝となれば、ユニホームのクラブエンブレムの上には二つ目の星がつくことになる。

 インテル加入後初ゴールを挙げた21歳のアスラニは、今季残り11試合での勝ち点15差について「大きなアドバンテージ」としつつ、「調子に乗ってはいけない。まだ多くの試合が残っているから集中を維持しないとならない」と述べている。

 これで公式戦の連勝を12に伸ばしたインテルは、昨年9月下旬を最後に本拠地でのリーグ戦は負け知らずとなっている。(c)AFP