【3月4日 AFP】23-24イタリア・セリエAは3日、第27節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)がユベントス(Juventus)に2-1で勝利した。

 ナポリはクヴィチャ・クワラツヘリア(Khvicha Kvaratskhelia)のゴールで先制後、81分にフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)に強烈な同点弾を許して引き分けを受け入れなければならないかに思われた。

 しかし88分、ヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)のPKをヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)に止められたこぼれ球を、ジャコモ・ラスパドーリ(Giacomo Raspadori)が押し込んで決勝点を挙げた。

 昨季王者ながらも厳しい今シーズンを送っているナポリだが、フランチェスコ・カルツォーナ(Francesco Calzona)新監督の下で正しい方向に向かっている様子をうかがわせており、これで7位に浮上。この日ボローニャ(Bologna FC)に1-2で敗れた6位アタランタ(Atalanta)との勝ち点差を3に詰めた。

 ボローニャはアデモラ・ルックマン(Ademola Lookman)のゴールでアタランタに先制を許したものの、オランダ代表初招集となったジョシュア・ザークジー(Joshua Zirkzee)のPKで57分に追いつくと、その4分後にはルイス・ファーガソン(Lewis Ferguson)のボレーシュートで逆転に成功した。

 これでリーグ戦6連勝となった4位ボローニャは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を争う中で、こちらも好調で5位につけるASローマ(AS Roma)との勝ち点4差を守っている。(c)AFP