【3月2日 AFP】23-24アルペンスキーW杯は1日、米コロラド州アスペン(Aspen)で男子大回転第8戦が行われ、マルコ・オデルマット(Marco Odermatt、スイス)が合計2分7秒87で今季12勝目を挙げ、種目別優勝を決めた。

 ロイク・メイヤール(Loic Meillard、スイス)が0秒14差で2位、アトレリー・マグラス(Atle Lie McGrath、ノルウェー)が0秒81差で3位に入った。

 前週に総合優勝を決めたオデルマットは、これで昨季から同種目11連勝。今季はここまで8連勝で、残り3戦でも勝てば1978‐79シーズンのインゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark、スウェーデン)以来となる全勝の快挙になる。

 また、今季は滑降とスーパー大回転でも総合首位に立ち、さらに二つのタイトルに手をかけているほか、シーズン13勝の歴代最多記録更新の可能性も残している。オデルマットは昨季、歴代最多タイの13勝を挙げている。(c)AFP