【3月1日 東方新報】中国船舶集団(CSSC)傘下の上海外高橋造船(Shanghai Waigaoqiao Shipbuilding)は2月28日、中国で2隻目となる国産大型クルーズ船が2024年4月に着工し、2026年末までに引き渡しされる予定であると発表した。

 国産2隻目の大型クルーズ船は2025年5月に進水し、2025年3月にドッグを出て、2026年に試験航行を開始する予定である。

 全長341メートル、幅37.2メートルの新しいクルーズ船は、総トン数約14万2000トンで、2144室の客室と6階建ての生活・娯楽エリアを備えている。また、二つの脱硫装置とSCRシステムを装備する。

 関係者によると、これは中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号(Adora Magic City)」の複製ではなく、総トン数6700トン増、客室数19室増のアップグレード版だという。

 上海外高橋造船は、2隻目の国産大型クルーズ船の設計、技術、構造、設備の改善に継続的に取り組み、より高い品質と効率性を実現すると述べた。(c)東方新報/AFPBB News