【2月29日 CGTN Japanese】中国のジャイアントパンダ国家保護研究センター北京基地の建設が28日に全面的に始まりました。50頭のパンダを導入する計画です。

 同基地は北京市南西郊外、第六環状線道路の西区間の西側、房山区青龍湖森林公園に位置し、北京西駅まで車で約40分の場所にあります。中国国家林業草原局の実地調査によれば、建設地は丘陵上の森林公園に位置し、生態資源に優れ、植生が生い茂っているため、パンダの生息に向いているということです。

 同基地の敷地面積は約2000ムー(約133ヘクタール)で、うち第1期プロジェクトの面積は952ムー(約63ヘクタール)、パンダ40頭のほか、キンシコウやレッサーパンダなどの動物も導入する計画です。

 基地の建設において、敷地を最大限に利用して建物を自然環境の中に隠し、人とパンダ、人と自然の調和のとれた共存を実現し、パンダの繁殖と保護を推進するということです。また、パンダ文化交流センターも建設され、2025年内の開園を目指しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News