【2月28日 AFP】国連(UN)人道問題調整事務所(OCHA)のラメシュ・ラジャシンガム(Ramesh Rajasingham)調整局長は27日、安全保障理事会(Security Council)で、パレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)では「2月末時点で住民の4分の1に当たる少なくとも57万6000人が飢餓寸前」だとの認識を示した。

 ラジャシンガムは、「ガザ北部では2歳未満の幼児の6人に1人が深刻な栄養失調や衰弱状態にある」とも語った。

 また、国連食糧農業機関(FAO)のマウリツィオ・マルティナ(Maurizio Martina)副事務総長は、ガザでは地下水の約97%が「飲用などの使用に適さない」ほか、農業生産も崩壊しつつあると述べた。

 一方、国連のステファン・ドゥジャリク(Stephane Dujarric)事務総長報道官はこの日記者団に対し、「WFPはガザ境界線の手前まで食料を運んでおり、一定の条件が整えば220万住民への食料提供を拡大できると報告してきている」と説明。

 ただこれに先立ち、OCHAのイェンス・レルケ(Jens Laerke)報道官は、イスラエル軍がガザ入りを「組織的に」阻止しているとスイス・ジュネーブで語っている。(c)AFP