【2月27日 AFP】米首都ワシントンのイスラエル大使館前で、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への侵攻に抗議して焼身自殺を図った米空軍関係者の男性が死亡した。空軍が26日、発表した。

 SNSで拡散した動画には、男性が前日、大使館前で「ジェノサイド(集団殺害)には加担しない」と言った後に自身に火をつけ、「パレスチナを解放せよ」と叫ぶ様子が捉えられている。男性は、一部始終をライブ配信プラットフォーム「ツイッチ」で配信していたとされる。

 消防は、男性は重傷で病院に搬送されたとしていたが、空軍の広報官は26日朝、25日夜に死亡したと明らかにした。(c)AFP/Nicholas ROLL