【2月19日 東方新報】第21回世界水泳選手権(21st World Aquatics Championships)は17日、カタール・ドーハで競泳の混合4×100メートルフリーリレー決勝が行われ、潘展楽(Pan Zhanle)、王浩宇(Wang Haoyu)、李氷潔(Li Bingjie)、余依婷(Yu Yingting)からなる中国が3分21秒18で優勝し、予選で樹立したアジア記録を更新した。

 中国はこれまで混合4×100メートルフリーリレーでそれほど結果を残しておらず、世界水泳の同種目でメダルを獲得した前例はない。今回の世界水泳で中国が獲得した金メダルはこれで四つ目となる。

 試合後のインタビューで、潘展楽は控えめに「リレーでの金メダルはチーム全体の成果だ」と述べ、「自分自身もまだ努力を続けなければならない」と話した。

 潘展楽によれば、他の多くの国々が競技を通じて練習を積む中、中国チームはこの大会でドーハにおいて自分たちの価値を証明したいと強く望んでいた。「世界の多くの強豪が参加していない中、われわれはうぬぼれや焦りを戒め、パリ五輪でさらなる突破を目指すべきです」と述べた。

 中国は予選で3分24秒47をマークし、日本が持っていたアジア記録(3分24秒67)を更新して1位で決勝に進出していた。(c)東方新報/AFPBB News