【2月19日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のスター選手、レブロン・ジェームズ(LeBron James)は18日、現役を退く具体的な時期は決めていないとしつつ、現在所属するロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で引退したいとの希望を口にした。

 過去4度のNBA制覇と最優秀選手(MVP)受賞を誇る39歳のジェームズは、歴代最多となる20度目の選出を果たしたオールスターゲーム(2024 NBA All-Star Game)前の取材で、「あと何シーズンやるかは細かく計画していない。それほど多くないことは分かっている」と述べ、「できればレイカーズで(引退したい)と思っている。大勢の偉大な選手を輩出した最高の球団だ。だが最終的にどうなるかは自分でも分からない。その時が近づいてきているというのは間違いない」と話した。

 今季がNBA21年目となるジェームズは、南カリフォルニア大学(University of Southern California)に所属する長男ブロニー(Bronny James)とNBAで一緒にプレーしたいとかねて公言している。

 また、自身がメンバー集めに貢献した今夏のパリ五輪については、健康であれば予定通り参加したいとの意向を示し、「現時点では十分にチーム入りし、自分が考えていたレベルでパフォーマンスを見せられる状態にある」とコメントした。米代表はパリ大会で五輪5連覇を目指す。(c)AFP