【2月15日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は14日、決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG、フランス)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のゴールなどでレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に2-0で先勝し、準々決勝進出へ大きく前進した。

 ホームのPSGは、今季限りでの退団が濃厚となっているエムバペが58分に先制点を挙げると、70分にブラッドリー・バルコラ(Bradley Barcola)が追加点を決め、第2戦を前に優位に立った。

 ソシエダも前半は優勢に試合を進め、ハーフタイム直前にはミケル・メリーノ(Mikel Merino)がクロスバー直撃のシュートを放つなどゴールに迫ったが、失点後は立て直せず、これで公式戦5試合連続で無得点となった。

 ラツィオ(SS Lazio、イタリア)はバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich、ドイツ)に1-0で先勝し、24年ぶりの準々決勝進出に近づいた。

 ホームのラツィオは69分にチロ・インモービレ(Ciro Immobile)がPKで決勝点を挙げた。

 バイエルンは、PKを献上するファウルをしたダヨ・ウパメカノ(Dayot Upamecano)が一発退場となり、最後の20分間を1人少ない状態でプレーした。10日のリーグ戦で首位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に0-3で完敗するなど、スランプ状態にあるチームはこの日も決定力を欠き、枠内シュートの数は0本だった。

 両試合の第2戦は3月5日に行われる。(c)AFP