【2月13日 AFP】23-24イタリア・セリエAは12日、第24節の試合が行われ、2位ユベントス(Juventus)は0‐1でウディネーゼ(Udinese)にまさかの敗戦を喫した。これで、消化試合が一つ少ない首位インテル(Inter Milan)との勝ち点差は7のままとなった。

 ユベントスは本拠地アリアンツ・スタジアム(Allianz Stadium)で25分、ウディネーゼのラウタロ・ジアネッティ(Lautaro Giannetti)にこの試合唯一の得点を許し、タイトル争いで痛手を負った。

 負傷したFWドゥシャン・ブラホビッチ(Dusan Vlahovic)を欠いたとはいえ、ユベントスはチャンスをほとんどつくり出せず、低調なパフォーマンスと優勝争いからの後れに不満を持ったホームのサポーターからはブーイングを浴びせられた。

 前節のインテル戦に続いて連敗となったユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は「残念ながら今現在はわれわれにとって最高の時期ではない。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場権を得るにはまだたくさんのポイントが必要になるから、集中力を取り戻さなければ」と述べた。

 3位ACミラン(AC Milan)は11日の試合でナポリ(SSC Napoli)を下しており、ユベントスとのポイント差を1に縮めている。

 一方、この冬に加入したばかりのアルゼンチン人DFジアネッティのゴールで今季わずか3度目となる勝利を飾ったウディネーゼは、降格圏に3ポイント差をつけた。(c)AFP