【2月12日 AFP】23-24イタリア・セリエAは11日、第24節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は1‐0でナポリ(SSC Napoli)を下した。首位インテル(Inter Milan)を追いかけ続けるミランに敗れ、不振の昨季王者ナポリはまたも大きな打撃を被った。

 ミランは25分、ラファエル・レオン(Rafael Leao)の見事なパスを受けたテオ・エルナンデス(Theo Hernandez)がこの熱戦で唯一のゴールを奪った。

 リーグ戦ここ9試合で7勝2分けのミランは、インテルと勝ち点8差の3位を守っている。インテルに追いつくのは厳しいかもしれないが、最近の好調ぶりで来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権獲得に向けて好位置を確保している。

 この日レッチェ(US Lecce)に4‐0で勝利し、5位に浮上したボローニャ(Bologna FC)との勝ち点差は13となっており、欧州エリート大会出場はほぼ確実になっている。

 一方でナポリは、今季8敗目を喫して首位から25ポイント差をつけられている。トップ4からも7ポイント差の9位に沈んでおり、チャンピオンズリーグ出場を逃すという大きなリスクにさらされている。ナポリは昨年11月にルディ・ガルシア(Rudi Garcia)前監督の後任としてワルテル・マッツァーリ(Walter Mazzarri)監督が就任してから、リーグ戦では白星より黒星が多くなっている。(c)AFP