【2月12日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェニックス・オープン(WM Phoenix Open 2024)は11日、米アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)のTPCスコッツデールGC(TPC Scottsdale、パー71)で最終日が行われ、ニック・テイラー(Nick Taylor、カナダ)がチャーリー・ホフマン(Charley Hoffman、米国)とのプレーオフを制して優勝を飾った。

 前日まで順延が続いていた影響で、この日だけで30ホールという長丁場のラウンドをこなしたテイラーは、上がり4ホール中3ホールでバーディーを決めて「65」をマークし、通算21アンダーでホフマンに並ぶと、迎えた18番でのプレーオフでも連続バーディーを取って優勝を飾った。

 テイラーはこれで、地元選手として69年ぶりに制したカナディアン・オープン(RBC Canadian Open 2023)、また2014年のサンダーソンファームズ選手権(Sanderson Farms Championship 2014)と2020年のAT&Tペブルビーチ・プロアマ(AT&T Pebble Beach Pro-Am 2020)に続くツアー通算4勝目となった。

 昨年は準優勝だったテイラーは、「昨年の経験を生かそうとした。序盤はそれができなかったが、信じられないようなパーセーブもあった」と話し、「18番のティーショットはこれまで苦手だったが、きょうは3回いいショットが打てて、3回ともバーディーを取れて信じられない」と振り返った。(c)AFP