【2月12日 AFP】北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は12日、同国の防衛能力を「質的に変化」させる、新型の多連装ロケット砲制御システムを開発したと発表した。

 KCNAは、国防科学院(Academy of National Defense Science)が、制御可能な砲弾および弾道制御システムの開発を目的に「240ミリ口径の多連装ロケット砲の弾道制御発射実験に成功した」と報じた。

 新たなロケット砲、さらには戦場で担う「より多くの」役割について今後「再評価」が行われるとした。

 核兵器保有国の北朝鮮は今年、韓国を「主敵」と位置付け、南北統一政策を放棄すると宣言。「0.001ミリでも」領土を侵犯すれば戦争になると警告している。(c)AFP