【1月31日 AFP】メキシコ北西部で30日未明、2階建てバスとトラックが衝突し、19人が死亡、22人が負傷した。

 事故が起きたのは、シナロア(Sinaloa)州エロタ(Elota)の幹線道路。バスは50人近くを乗せて、ハリスコ(Jalisco)州の州都グアダラハラ(Guadalajara)からシナロア州ロスモチス(Los Mochis)に向かっている途中だった。

 シナロア州当局者の発表によれば、バスとトラックは正面衝突して炎上。現場では、焼け焦げたバスの残骸から遺体が収容された。

 同州のサラ・キニョネス(Sara Quinonez)司法長官はソーシャルメディアに投稿した動画で、身元確認には時間がかかるとの見方を示した。

 当局は事故原因の調査を進めている。

 メキシコでは交通死亡事故が多く、スピードの出し過ぎ、車両の整備不良、運転手の疲労などが原因として挙げられている。(c)AFP